こんにちは、公立小学校から私立小学校への転職、リクルート複数社内定を経験した後、IT企業へ転職したまっちです。
そんな人生の壁にぶち当たっているあなたに!
思い切って2年間勤めた小学校の教員を辞め
なんと自分の力で学習塾を立ち上げたという強者にインタビューしてきました。
- 一歩を踏み出す勇気が湧いてくる
- 人生の選択肢が広がる
- 起業のメリット・デメリットがわかる
さっそく紹介します!りゅうさんです。
りゅうさんは塾の経営だけでなく、副業もバリバリやっているそうです!
しかも誰でもできる副業とのこと!そこら辺も必見です。
それではいってみましょう!
先生(教員)を辞めようと思った経緯
りゅうさんは、学校の「みんな同じでなければいけない」という雰囲気が大の苦手だったそうです。
そんな思いを今の子どもたちに感じてほしくない。
だからまずは、教師になって学校現場を変えていく!と意気込んで教師になったそうです。
勢いよく飛び込んだ教員の世界。
しかし、その現実の厳しさに早々に心が折れてしまったようです。
やはり、今の学校現場にも「みんな同じでなければいけない」という雰囲気が濃厚に漂っていました。
その「みんな同じでなければいけない」という雰囲気は、子どもたちだけではなく、教員の世界にも強く強く漂っていたそうです。
その雰囲気に毎日さらされ続けたりゅうさんは、体から拒否反応が出てしまったとのこと。
失敗に終わった転職活動
りゅうさんが実際に行った転職活動は
という、かなり体力的にもきつくなる転職活動だったそうです。
しっかりとした転職エージェントは、無理なく転職できるようにビデオ通話などを使って、自宅から連絡のやり取りできるようにしてくれます。
相性もあるので、複数のエージェントに登録しておくのがオススメです。
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思い切って学習塾を立ち上げる
なんでも、その友人もSEとして働いていたけれど、「どうも人生面白くない」と思っていたそうです。
塾の立ち上げ方
そこからの半年間で一気に話を進め、2021年の3月に公立小学校の教師を退職して、6月には塾を開業したそうです。
りゅうさんが塾を開業するまでにしたことをまとめると↓
以上!
りゅうさんが集客のためにやったこと↓
このような地道な活動を通して
チラシを置いてくれる店舗が増え
↓
チラシを見てくれる人が増え
↓
チラシに掲載したホームページのQRコードからホームページへのアクセスが増え
といった感じで前進している感覚が得られて楽しかったそうです。
また、通ってくれている生徒の保護者にGoogleMapの口コミをお願いして書いてもらったり、チラシ配りも地元の中学校の定期テストや成績が出される時期に集中して行うようにしたりと集客活動も効率的になっていったそうです。
その成果の甲斐あって、4か月で7名の生徒さんが入塾してくれたそうです!
収入
上り調子なので、まだまだ増えていきそうな予感ですね。
しかも、りゅうさんは副業もやっており、副業の収入を合わせるともう既に教員時代の収入と同じくらいまでになっているそうです。
塾の経営者になって感じるメリット・デメリット
りゅうさんは、上述してきたように「小学校の教員」と「塾の経営者」を経験してきているわけですが、働き方ややりがい等の違いも気になるところです。
その辺も聞いてみましょう。
りゅうさんが教えてくれたメリット・デメリットをまとめるとこんな感じ↓
メリット
まずはメリットから見てみましょう↓
もう少し詳しく解説していきます。
全てを自分で決められること
教員は、国の組織の中にいる手前、個人として「おかしいな」「嫌だな」と思ってもやらなければならないことがたくさんあります。
時間も朝から夜まで決まって拘束されます。
起業してからは、時間も仕事内容も全て自分のコントロール次第なので、ストレスが全くなくなったそうです。
毎日、次の日が来ることにビクビクして眠れなかった日々から「明日は何をしようかな?」とワクワクで眠れない日々に変わったということです。
思いついたことをすぐに実行できること
そして、思いついたことをすぐに実行できるところも楽しい要因の一つだそうです。
教員だった頃は、「これはいい」「子どものためになる」と良いアイデアを思いついても、学年主任に
😡勝手なことはしないで!
😡学年でちゃんと合わせて!
😡私にはできないからやらないで!
と制止されてばかりいたのだとか・・・。
今は、「これはいい!」と思いついたら即実行に移せるそうです。
チャレンジしている感覚や成長している感覚があると教えてくれました。
失敗することも多々あるようですが、誰かのせいで失敗したわけではないので「じゃあ次はこうしよう!」と次に向かう原動力ともなるようです。
気の合う仲間と働けること
あとは、やはり気の合う仲間と働けていることが大きいようです。
教員は、校長の裁量で一緒の学年を組む相手が決めらてしまうわけで、これはもうギャンブルみたいなものです。
どの学年、どの子どもを担当するかよりも、「どの先生と組むか」の方が自分の一年を大きく左右するといっても過言ではないでしょう。
人間誰しも合う合わないあります。
価値観を共有できない相手と物事を前に進めるのは至難の技なのです。
しかし、今は働く相手も自分で選ぶことができるので気持ちよく働けているようです。
物事もスピーディーに進むようになったと教えてくれました。
デメリット
次はデメリット↓
こちらも一つひとつみていきましょう。
ゼロからのスタートなこと
学校の教員には、教室や生徒はもちろんのこと、プリンター、パソコン、チョークや模造紙まで全て揃った環境が提供されます。
先生になった人にとっては当たり前となっているその環境も、独立すれば、当然全て自分たちで揃えることになります。
自分たちで選べるところは大きなメリットでもありますが、やっぱり大変なようですね。
収入が不安定なこと
りゅうさんが教えてくれた、1番のデメリットはやはり不安定なところだそうです。
生徒が急にやめてしまったり、中々新規の入塾がなかったり、自分が病気になってしまったり・・・。
やはり、何かあった時に収入が激減するリスクは大きいです。
ここは公務員である教員とは大きく違うところですね。
まあ、その分「頑張らなければまずい!」と仕事にハリが出るとも教えてくれましたが。
走り出したら止まれないこと
それからデメリットというか、大変なところは、自分が止まると全ての仕事が止まってしまうということだそうです。
教員の時は、自分が休んでも、誰か補欠の先生が入ってくれたり、学年で補ってくれたりと仕事は回り続けていましたが、独立すればそうはいきません。
集客も授業も人脈も全て
実行→改善→実行
のサイクルを自分の力で回し続ける必要があるのです。
止めた瞬間に、生徒は離れ、収入は減り、食べていけなくなることに・・・。
そういった意味では「ゆっくりのんびりやりたい」「安定が大切」という人には独立は向かないかもしれないですね。
しかし、りゅうさんはその動き続けるサイクルがたまらなく楽しいと教えてくれました。
以上、企業のメリット・デメリットについてまとめてきましたが、いかがだったでしょうか。
自分の足で動き続けるのが楽しい!と話してくれたりゅうさんでしたが、冒頭でも少し触れたように、塾だけではなく副業も頑張っているのです。
その辺も聞いてみましょう!
副業について
副業を認める一般起業も増えているように、今の時代、「副業」はメジャーなものになってきています。
独立しないまでも、どんな副業をしているのか気になりますね。
副業を選ぶ視点
りゅうさんによると、ライティングや動画編集、プログラミングなどスキルが積み上がる仕事はオススメとのこと。
逆に、アルバイトのような「スキルよりも時間を切り売りするような仕事」はやめた方がいいそうです。
副業の収入
りゅうさんは、最初の頃はクラウドワークスなどのクラウドソーシングで案件を受注したそうです。
インターネット上で企業が不特定多数の人に仕事を発注できる仕組みのこと。
例「自社にホームページを作れる人がいないから、クラウドソーシングで誰かにホームページ作成を依頼しよう」
クラウドワークスでは、「格安スマホについての記事を書いてくれる人募集!」「私の会社の新しいホームページを作ってくれる人募集!」など様々な案件が掲載されています。
なので、自分のスキルに合ったものを選んで、受注ができるのですね。
りゅうさんは「1文字につき1円の報酬」という案件を取って、コツコツと稼いでいたそうです。
1文字につき1円という単価はあまりよくないそうなのですが、コツをつかんでからは、どんどん単価が上がっていったそうです。
りゅうさんは、塾の営業をしていく中で、企業の社長さんやサイトの運営をしている方々とつながっていくことができたそうです。
そして、ライティングもやっているというお話をすると「ちょうど書いてほしい記事があるからお願いしたい」と案件をもらえるようになったそうです。
先ほども話したように、ライティングはスキル積み上げ型なので、やればやるほど記事を書くのが早く、うまくなります。
そこも高単価案件獲得につながるので、りゅうさんの副業収入はこれからも伸び続けることでしょう。
りゅうさんの今後の展望
りゅうさんは、自分が教員を辞めて起業した経験を、りゅうさんと同じように、つらい思いをしながら教員をしている人に役立てていきたいと語ってくれました。
・教師を続けていくか悩んでいる方
・教師から独立したいけど一歩踏み出せない方
に向けたブログを作りました!その名も「キョウシヤメタイ」
今回は実際に教師から独立した私自身の体験談を書いています!#ブログ初心者#教師のバトン#キョウシヤメタイhttps://t.co/WBITEuO9Gg
— りゅう@教師からの独立を支援 (@d01_writer) October 9, 2021
まとめ
教員から起業をしたりゅうさんのお話はいかがだったでしょうか。
まとめると
- 教員が辛いなら起業も選択肢になり得る
- なんでも自分でやってみたい人は起業に向いているかも
- 副業も一緒に進めていくと安心
教員時代は毎朝吐くようなつらい思いをしていたりゅうさんも、独立後は毎日が楽しくて仕方がないとのこと。
誰でも向き不向きがあります。
教員生活が楽しいと感じる人もいれば、そうではない人もいる。
「なんか違うな」と感じたら、きっとそこは自分にあった環境ではないということです。
そんな、「自分にあった環境を探したい!」「ハッピーな人生をあきらめたくない!」というあなたのために、これからも役立つ情報を発信していきます。