こんにちは、公立小学校から私立小学校への転職、リクルート複数社内定を経験したまっちです。
先生
仕事量が多すぎて辛い・・・。この状態がいつまで続くのかな・・・。
先生
先輩の働き方を見ていても、将来に希望がもてない・・・。
あなたも同じように感じていませんか?
僕の経験上で考えても、教員をやっている方で
「時間的、精神的な余裕をもって働けている」
「先輩の教員や管理職の働く姿に憧れを抱いている」
という率は極めて低いのではないかと感じています。
まっち
それでは、将来に希望がもてず、「毎日が辛い」の連続になってしまいますよね。
Gyuさん
休職率、離職率の高さをみても、現状がよくない状態なんは明らかやな。
そこで今回は、そんな希望のもてない辛い毎日から勇気を出して抜け出した方を紹介します。
ツキオ
はじめまして、ツキオです。よろしくお願いいたします。
公立中学校で国語教員をしていたツキオさん。
担任だけではなく、卓球部の主顧問など様々な業務を担っていたそうです。
- どのようにして辛い毎日から抜け出すことができたの?
- 転職した今はどのような仕事や生活をしているの?
- 実際転職してみてどう感じているの?
たくさん聞きたいことがありますね。
それではまいりましょう!
この記事を読むと
- 未来に希望がもてない教員の実態がわかる
- 勇気を出して行動することの大切さがわかる
- 行動すれば道は切り開けるということがわかる
先生を辞めようと思った経緯
まずは、「先生を辞める」という決断に至った具体的な経緯から聞いていきましょう!
まっち
そもそもなんで先生を辞めて、転職しようと思ったんですか?
ツキオ
一言でいうと「圧倒的業務量からくる長時間労働」が原因です。私が退職をした直近の業務担当は、担任、主顧問、国語科主任、道徳科主任、学年の情報&成績処理担当、というかなり重めの内容でした。
Gyuさん
え・・・。それ一人で全て担当してたん?ありえへんな。
ツキオ
はい。毎月の時間外労働は余裕で100時間を超えていました。小さな子どももおり、家庭と仕事の両立も難しく、体調を崩しました。(原因不明の発熱)
Gyuさん
残業時間100時間超えってやばいな!体調崩すのも当たり前やで!
ツキオ
転職を決意した短期的なきっかけは、その原因不明の発熱が続いたことでしたが、もっと根底にあるのは、先輩教員も自分と同じような境遇で膨大な仕事量に疲弊していたという事実です。
まっち
すごいわかります!自分も将来ああなるのか・・・と思うと辛くなりますよね。
ツキオ
はい。どれだけ経験を積んでも、年齢を重ねても、学校にいる以上、「ギリギリの死闘」という様な働き方を強制される・・・とわかっていました。時間と経験が解決しない以上、自分で何とかするしかない!と早い段階から覚悟をしていました。
教員からの転職活動
現状の働き方、先輩の働き方から転職を決意したツキオさん。
忙しい毎日の中でどのように転職を成功させたのでしょうか。
そこのところも聞いていきましょう。
転職方法
Gyuさん
へー!スカウトがくるなんてすごいやん!教員経験も捨てたもんじゃないな。
ツキオ
また、
同時に自分のキャリアの方向性を誰かと相談したく、リクルートエージェントに登録し、電話面談をしていただきました。その中で、「何をやりたいか」よりも「どういう状態で生きたいか」という軸をもって転職活動をしていこう!と思えるようになりました。ツキオ
最終的には、大手塾講師2社、税理士事務所の事務、国公立大学職員(試験あり)に応募することを決めました。
まっち
「どういう状態で生きたいか」という視点、非常に大切ですね!すごい共感です!
転職サービスを使って感じたメリット・デメリット
まっち
転職サービスを使ってみて感じた、メリット・デメリットを教えてください。
ツキオ
はい。メリットは、転職エージェントは、転職先の斡旋のみを行うのかと思っていましたが、そうではなく私の転職に対する考え方を変えてくれました。先にも述べましたが、「何をしたいか」ベースでしっくりこない時は「どういう状態で働きたいか」から逆算していけばよい、と教わりました。こういった根幹的な示唆が私には最も重要なことに思えました。
ツキオ
はい。デメリットは、転職時期が間近にならないと本格的にエージェントが動いてくれないことです。学校というところは年度のスケジュールに強く拘束されます。転職するなら年度末、そういう風潮があります。転職エージェントに相談するときに3か月以上先の転職を相談すると、やや後回し的な扱いを受ける印象がありました。
ツキオ
しかし、1月になってからエージェントに接触していたのでは、学校の人事調査のタイミングにも間に合わず、全く時間が足りないと思います。もう少し先(少なくとも半年前)からでも転職エージェントに動いて欲しいと思いました。
まっち
確かに!ギリギリだと心配になりますよね。学校に辞めるという意思を伝えるタイミングなどにも迷いますしね。
【教員からの転職】辞表の書き方と辞めることを伝えるタイミング
ツキオさんが使った転職サービス
・リクルートエージェント
【公式サイト】https://www.r-agent.com/
・doda
【公式サイト】https://doda.jp/
・マイナビ
【公式サイト】https://mynavi-agent.jp/
・リクナビNEXT
【公式サイト】https://next.rikunabi.com/
転職活動で大変だったところ
まっち
転職活動で大変だったところはどんなところでしたか?
ツキオ
スケジュールのやりくりが最も大変でした。部活動をもっている以上、休日の予定が全く自由になりませんでした。大会シーズンなど一月全ての休日が何らかの形で埋まっている・・・というような状態でした。
ツキオ
寝る間を惜しんで、職務経歴書の作成や面接の準備は行いました。実際の面接は企業様にピンポイントのスケジュールでお願いをしました。面接を終えてそのまま部活に行く・・・といったことも一度や二度ではありませんでした。
Gyuさん
笑えんほどにハードやな・・・。ツキオさんすごいわ!
その他に転職のためにしたこと
ツキオ
英語の勉強と簿記の勉強を行いました。主には通勤中の聞き流しです。
Gyuさん
英語と簿記はどんな職業にも活かせそうやね。汎用性のあるスキルは大切やね。
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転職後の今の仕事について
転職サービスを上手に使ってハードなスケジュールを乗り越えたツキオさん。
今はどんな仕事につき、どの様な働き方をしているのでしょうか。
そこの辺りも聞いていきましょう。
今の職業、仕事内容
ツキオ
大学事務として、教員・企業・行政の間で委託研究や委託業務に係る書類作成等を行っています。大学には日々、行政やそれに準じる団体、企業などから委託依頼がきます。その多くは教員の研究に関係していることです。それぞれの委託内容を確認し、教員と依頼元と連絡調整をはかり、契約書を作成したり、備品を購入したりして研究の環境を整えます。それ以外にも多種多様な会議の資料や議事録の作成を行います。様々な目的、内容の文書作成が主たる業務です。
Gyuさん
へー。教員の仕事内容とはだいぶ違うな。文書作成が得意な人にはもってこいの仕事やね。
一日の仕事の流れはこんな感じ↓
- 8:30:出勤
- 9:00:メール確認
- 10:00:会議
- 12:00:休憩
- 13:00:研究室で打合せ
- 15:00:資料作成
- 17:00:退勤
収入の変化
ツキオ
教員時、年収は460万ほどだったのが、転職をして400万ほどに下がりました。ただし、今は残業代もつきますし、確実に昇給するので気にしていません。
まっち
教員は残業代出ないですからね・・・。特にツキオさんは残業時間月100時間越えでしたもんね・・・。
転職して感じたメリット
ツキオ
とにかくストレスが減り、自由時間が増えました。胃が痛むことも、日曜日の夜にサザエさん症候群にならなくなりました。「なんとか今日一日を乗り切ろう」というメンタリティから解き放たれ、「次は何しようかな~」と余裕をもって毎日を過ごせているのが最も大きな変化だと思います。
Gyuさん
やっぱ精神的な余裕が一番やね!転職してホンマよかったなツキオさん。
転職して感じるデメリット
ツキオ
特にないのですが、あえて挙げるとすると、たまに授業をしたくなります(笑) 大学生と関わることもいくらかあるのですが、彼らと話をしていると昔の学生たちとの思い出が蘇ったりして、少し懐かしいような切ないような気持ちになることはあります。教員という仕事は良くも悪くも人との関りが深いな、と感じます。
Gyuさん
ポジティブな悩みやね。生徒と関わるという点では教員は最高の仕事なんやけどね。早く環境改善してあげてや文科省さん。
副業
脱公務員を果たしたツキオさん。
なんと副業も解禁したそうです。
その辺りも聞いてみましょう。
ツキオ
投資(米国株)とFXの勉強をしています。 ブログも最近始めました。
Gyuさん
ええね!投資は人生を豊かにするって最近話題やもんね。目指せFIREや!
まっち
ブログも副業にはぴったりですね。人の役にも立てるのでオススメです!一緒に頑張りましょう!
最後に転職を考えている教員の方にメッセージ
まっち
最後に転職を考えている教員の方に一言お願いします!
ツキオ
教員の仕事を毎日こなせている人は、転職先でもきっと即戦略になります。実は先生ってすごい人の集まりだったんだな、って今でも思うことがあります。もし、現状を打開したいという意志をお持ちであれば、是非自信をもって一歩を踏み出して欲しいと思います。私は転職活動を通じて、勇気と覚悟は人生を好転させるということを学びました。
Gyuさん
確かに!教員というめっちゃハードな仕事をこなしとったんやから自信をもってええな。経験者のツキオさんが言うんやから間違いないで!
まっち
「勇気と覚悟は人生を好転させる」とても良い言葉ですね。ツキオさん今日は本当にありがとうございました。
ツキオさんのTwitterはこちら↓
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まとめ
ツキオさんの体験談はいかがだったでしょうか。
まとめると
まとめ
- 先輩や管理職の働き方を見て憧れないなら転職を考えた方がいい。
- 転職サービスを利用して、マインドから変えていくと良い。
- 時間的、精神的な余裕が人生を豊かにする。
- 勇気と覚悟が人生を好転させてくれる。
ということでした。
今の先輩や管理職の姿は未来のあなたの姿です。
もし、「嫌だな」と少しでも思うのであれば即行動することをオススメします。
人生は一度きりです。ツキオさんが言うように勇気と覚悟をもって人生を好転させていきましょう!
そんなあなたをこれからも応援していきます!
一人では不安で・・・という方はいつでも相談してくださいね。