こんにちは、公立小学校から私立小学校への転職、リクルート複数社内定を経験したまっちです。
まずはチェック↓
一つでもあて当てはまったあなたにこの記事を送ります。
教員という仕事を頑張るあなたが今辛いのは、決してあなたが無能だからとか根性がないからとかではありません。
ただただ、自分に合った仕事ができていないだけなのです。
水を得た魚のように、自分に合った職業へと転職できさえすれば、存分に自分の能力が発揮でき、イキイキと生活できるようになるのです。
そこで、今回は「教員におすすめな職種」についてドバッと解説していきます。
厚生労働省所管の独立行政法人「労働政策研究・研修機構」の調査によると、日本にはなんと 約1万7000種類以上の職種があるといわれています。
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それではまいりましょう!
教員からの転職は未経験者枠になることが多い?
まず、職種について知る前に、「未経験の仕事」という言葉の定義について共有しておきたいと思います。
「そんなこと分かってるよ!」という方も多いかと思いますが、意外にこの「未経験」という認識を間違っている人が多いです。
まずは、「未経験の仕事」という概念を確認しておきましょう。
しかし、その理解は間違っていたと後々わかってきました。
さて、ここで問題です。
答えは「経験者」です。
解説します。
Aさんの転職は、「飲食」から「アパレル」と売るものは変化しましたが、どちらも「接客」という同じジャンルになるのです。
つまり、顧客折衝をするという点では経験者になるのです。
なのでこのケースの転職は、「未経験での転職」とは言わず、「同職種での転職」となるわけです。
ここからは、教員の場合で考えてみましょう。
教員の「同職種での転職」にはどのような仕事があるでしょうか?
ジャンルとしては、「子どもと関わる仕事」「教える仕事」といったところでしょう。
そうなると、塾講師、 家庭教師、学童指導員、習い事の先生、児童養護施設・・・といったところになります。
一見、「色々あるじゃん」と思われるかもしれませんが、Aさんの「接客」というジャンルに比べると遥かに「経験者の仕事」として転職できる可能性は少ないのです。
「未経験での転職」では、一般的に待遇や給料が悪化するケースが多いのが現状です。
受け入れる企業からしても、生かせるスキルがない人を好待遇で迎え入れることは難しいですよね。
お待たせしました!そんな転職するのが難しいと言われる教員のあなたにも、おすすめできる職種を紹介していきます。
IT・Web業界
IT・Web業界には教員の方におすすめな職種がたくさんあります。
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です。
では、どんなおすすめ職種があるのか早速見ていきましょう。
ITエンジニア
まずオススメするのは、CMなどでも話題のITエンジニアです。
ITエンジニアとは、Webサイトを作ったり、アプリの開発をしたり、業務を効率化するソフトを開発したりする職種です。
政府の試算によると2030年には約79万人ものITエンジニア人材が不足するといわれています。
人材が不足するということは、ITエンジニアは今後引っ張りだことなり、好待遇で迎え入れられることが多くなるということです。
ITエンジニアに興味がある方は、TechAcademy(テックアカデミー)に相談してみるといいです↓
ライター
Web業界の中では、未経験ではあっても教員での経験を生かしやすいのがWebライターです。
「こんな記事を書いてほしい!」という発注に対してひたすら文章を書いたり、誤字脱字がないかチェックしたりする仕事です。
Webライターの技術は、才能が必要と思われがちですが、一部の人間を除いてそんなことはありません。
ライティングの技術を学べば誰でもできるようになるといわれています。
「文章を書くことは嫌いじゃないけど、うまい文章は書けないんだよね・・・」という方も挑戦する価値はあると思います。
教員を辞めて塾を起業したりゅうさんは、Webライターの副業にも力を入れています。転職体験談はコチラ↓
Webマーケティング
ものを売る仕組みを作るのがマーケティングというお仕事です。
そのマーケティングをWeb上で行うのがWebマーケティングです。
需要が伸びている理由はインターネットの発達により、実店舗ではなくWeb上で販売や集客した方が売り上げにつながるからです。
しかし、実店舗でものを売るのとインターネット上でものを売るのでは、売り方が全く異なります。
「インターネット上で販売や集客をしたいけど、どうすればいいのか分からない・・・」そんな方のサポートをするのがWebマーケターの仕事です。
どんな人が商品を買っていて、どのように販売した時が一番売れ行きや客足が伸びたのかなどがすべて数値化されるのがWebの世界です。
そのような数値を日々おいかけることになるので、数値分析が好きな人には特におすすめです。
Webデザイン
Webデザインは、Webサイトの見栄えを考えたり、Web上に表示される広告を作ったり、Youtubeなどのサムネイルを作ったりと幅の広い仕事です。
一般的なデザイナーは、独創的な発想ができ、人の目を引き付けるようなデザインができる才能あふれる人の仕事だと思います。
しかし、Webデザイナーの仕事のほとんどは、「どんなデザインにすると売り上げが上がるか」という部分に重きを置いているので、素敵なデザインよりも売れるデザインを作れることが大切です。
楽にデザインができるツールもどんどん開発されているので、そのようなツールをうまく使い、勉強すれば未経験でも十分にできるようになります。
他のWeb系職種と同様、今後も需要は拡大していくでしょう。
ちなみに上記のTechAcademy(テックアカデミー)には、Webデザインのコースもあるみたいですよ!
Webデザインコース
営業職
次にご紹介するのは営業職です。
営業職とは簡単に言うと、顧客のニーズに応える商品やサービスなどを提案し、購入してもらう仕事です。
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です。
教員という仕事は、子どもと接する仕事であるので、あまり他の仕事をしている人と接する機会がありません。
営業職はまさにその逆です。
営業職が日ごろ接する人は、一人のお客さんかもしれませんし、他の会社の経理担当かもしれませんし、管理職かもしれません。
つまり様々な立場にある人と接することができます。
さらに営業職は、営業としてお客さんに提案をすることは当たり前ですが、「お客さんから情報を引き出す」ことが非常に重要です。
そのため、仕事をしながら様々な業界の様々な職種の生の声を聞くことができます。
そのようにお客さんから情報を引き出すことで、自分が本当に興味のある職種や業界に気が付くことができ、キャリアの選択肢を増やすことができるでしょう。
営業職は、ビジネス現場でお客さんの生の声を聞くことができます。
- 「お客さんの生の声を反映させた商品やイベントを企画したい!」と思ったら企画職。
- 「サービスを買ってくれたお客さんを継続的にサポートしたい!」と思ったらカスタマーサクセス。
- 「お金の流れがわかったから、その知識を生かしたい!」と思ったら経営戦略。
などなど、営業職は多くの仕事と関わる分、汎用性が非常に高い仕事です。
なので
という方にはやっぱりオススメです。
では、もう少し営業について深掘りしていきましょう。
営業の仕方は企業によって大きく違います。
一番大きな違いは個人営業なのか、法人営業なのかです。
法人営業と個人営業の違い
法人に対して営業をかけるのが法人営業、個人に対して営業をかけるのが個人営業です。
BtoB、BtoCといった言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。
これら2つの言葉はそれぞれ法人営業、個人営業を指します。
- BtoBとは「Business to Business」の略で法人営業
- BtoCは「Business to Consumer」の略で個人営業を意味します。
つまり企業に対して営業をかけるのが法人営業で、顧客(個人)向けに営業をかけるのが個人営業となります。
このどちらを選択するかで、スキルや働き方は大きく変わってきます。
休日の違い
法人営業は相手の企業も土日を定休日としていることが多いので、教員と同じように「平日出勤土日休み」になることが多いです。
逆に、一般の個人をターゲットとする個人営業では、その個人が休みであることが多い土日に営業をします。つまり「土日は出勤、平日休み」になることが多いのです。
意思決定者の違い
法人営業では、商品を購入する際のお金が個人ではなく会社のお金から出されます。
なので商談を進めている担当の方に気に入ってもらえても、その上司や経理担当にも気に入ってもらえなくては、破談となってしまいます。
個人営業であれば相手に気に入ってもらえば、その場で購入を決めてもらえることも多いです。
教材屋さんを例に説明すると
- 学校への営業→担任が気に入っても、学年主任、管理職の意思決定が必要になる。
- 保護者への営業→本人が気に入ったら即購入。
ということです。
活かせるスキルの違い
上述したように、法人営業と個人営業には、意思決定者の違いがあるので、それぞれ向き不向きが出てきます。
法人営業は、すぐに購入まで結びつかないので、商品の説明を論理的に説明できる人に向いています。
逆に個人営業は商品自体の価値以上にその営業担当者個人に魅力があれば気に入って買ってもらえるので、コミュニケーション力に長けていたり、人の感情を揺さぶるのがうまい人に向いているといえます。
年収の違い
一般的に、法人営業のほうが個人営業の年収より高くなることが多いです。
理由としては、法人営業の1件あたりの取引額の方が個人営業より高くなることが多いからです。
先ほどの教材屋さんの営業の例でいうと、保護者一人一人に教材を買ってもらうより一つの学校に買ってもらった方が、取引額が大きくなりますよね。
以上の法人営業と個人営業の違いをまとめると↓
法人営業 | 個人営業 | |
休日 | 土日 | 平日 |
意思決定者 | 多い | 少ない |
活かせるスキル | 論理的な説明能力 | 人の感情を動かす力 |
年収 | 高い | 低い |
こうして見ると法人営業の方が良い条件に見えますが、法人営業の難易度はその分高くなります。
個人であろうが、法人であろうがとにかく営業で培うスキルは他の職種にも活かせるのでオススメです。
事務職
営業職などのように会社の売上に直結する仕事とは違い、そのサポートをしていくのが事務職の仕事です。
学校事務の人も子どもに教育はせずに教員のサポートをしてくれますよね。
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です。
事務職の最大の特徴は「残業が少ない」「土日祝は休み」という安定した働き方にあります。
会社のサポートをするという業務の特性上、持ち帰り仕事もないので、今までのような「明日の授業はどうしようかな・・・。」とプライベートで仕事のことを考えるということがほとんどなくなると思います。
また、営業職のように外に出向いたり、商品企画職のように脳みそをフル回転させたりすることはありません。
任せられた仕事をコツコツと終わらせていくことが大切な仕事です。
教員のように前に出て話すより目の前の仕事を効率的に終わらせていくような人には向いていると言えます。
事務職の種類
学校現場での事務職は、「学校事務」しかいないのでイメージしずらいのですが、実は事務職と一口に言ってもたくさんの種類があります。
一般事務
事務職と聞いてまず思い浮かべるのが一般事務です。
来客や電話の応対、書類の整理、データ入力、郵便物の仕分けなど、会社全体が円滑に進むようサポートすることが主な仕事です。
学校事務と同じイメージですね。
営業事務
営業事務の仕事は、その名の通り営業のサポートをすることです。
商品やサービスを売る時に必要になる見積書や提案書などの書類作成や、営業担当者の不在時に顧客対応などを行います。
営業職との連携が大切なのでコミュニケーションを取る機会も多いです。
人事事務
人事事務は、採用や社員の管理をする人事職のサポートをする仕事です。
新入社員の入社手続きや各種保険の手続き、勤怠の管理などの事務処理作業を行います。
大きな企業であれば人事異動の際にも活躍します。
教員の人事事務は学校内にはおらず、教育委員会にいるのであまり馴染みがないですよね。
総務事務
総務事務は、会社で使用される備品を管理したり、清掃業者などと連絡を取ったりする仕事です。
快適な職場を作るためのサポートをする仕事ですね。
学校現場では、学校事務が総務事務も兼務しているイメージでいいと思います。
総務事務だけの求人は大企業を除いて多くはなく、一般事務にくくられることもあります。
データ入力
会議の議事録を作成したり、商品の購買データをシステムに入力したりと、ひたすらもくもくと作業をするのがデータ入力という事務の仕事です。
データを正確に速く入力することが重要になる仕事で、正社員ではなく契約社員という形で募集されていることもあります。
まとめ
教員のあなたにオススメできる職種について解説してきましたがいかがだったでしょうか。
少しでも「事務職に興味が出たからもっと調べてみたい」「営業職としてスキルアップしてみたくなった」と思ってもらえたら嬉しいです。
次のステップに進みたい方への記事も用意してあるので、お時間のある時に覗いてみてください。
転職エージェントはコンビニの数ほどあると言われています。
その中でも、僕の経験上オススメなのがリクルートエージェントです。
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