こんにちは、公立小学校から私立小学校への転職、リクルート複数社内定を経験した後、IT企業へ転職したまっちです。
「教員を辞める!」といざ決意しても、次々にわからないことや悩みが出てくるものですよね。
そこで、今回は実際に教員を退職した僕が、世界一わかりやすく「教員を退職する際に必要な手続き」について解説します。
- 退職届(辞表)の書き方がわかる
- 退職する際に必要な手続きがわかる
- 新たな一歩を踏み出す勇気が出る
ではいってみましょう!
退職届(辞表)の書き方
退職届(辞表)を書くってなんだか難しそう・・・という印象を持たれているかもしれませんが、正直辞表を書くのはめちゃくちゃ簡単です!
結論↓
みなさんがイメージしている退職届というとこんな感じなのではないでしょうか↓
しっかりとした封筒に極太の力強い文字で「退職届」と書き
中には、ビッシリと自分の熱い思いを書き綴った便箋をいれる。
そして、校長室に入り、内ポケットから封筒をスッと取り出して「退職します」とすっごい硬い表情で校長先生に伝える。
しかし、実際はもっともっと簡単でした。
実際に体験してみて僕が驚いたところ↓
- 用紙は校長先生からもらう
- 退職理由は1〜2行ほどでいい(「一身上の都合により退職させていただきます」でO K)
- 「退職届」と書いた封筒はいらない
退職願の用紙はこんな感じ↓
書式は自治体にもよりますが、概ね同じです。
辞意を伝えるタイミング
辞意を伝えるタイミングは、結構重要です。
なぜなら、来年度の人事に思い切り関わってくるからです。
そういうことを配慮すると
10月〜11月頃までに伝えておく
のがいいといえます。
そういう僕はというと・・・
なんと2月!!
それはそれは、校長先生にも驚かれました。
2月というと、既に次年度の人員配置が決まっている時期です。
つまり、このタイミングで一人辞職すると欠員補充が必要になるということですね。
なので先ほども説明したように、次年度の学校異動者などが決まる10~11月までに辞意を伝えておくと穏便に退職ができるのです。
「10月〜11月がいい」と話したものの、実はこの辞意を伝えるタイミングが「教員の転職」の大きなハードルとなっているのです。
その理由は、教員(特に担任)の仕事柄、4月の一回しか転職のタイミングないところにあります。
一般的に転職をするときは
- 転職先から内定をもらう
- 2~3か月ほどで入社する
という流れになります。
なので、人事に迷惑をかけないようにと10月の時点で次の転職先を決めてしまうと、学年の途中(12月頃)に退職することになってしまうわけなのです。
逆に、切りのいい4月に転職したいのならば、1月〜2月あたりに内定をもらえるように転職活動をすることになります。
つまり、僕は後者の切りのいい4月の転職を選択したわけですね。
確かに、教育公務員を退職する場合には、地方公務員法やそれぞれの自治体の服務規程に従う必要があります。
東京都の公立学校を例に挙げると、「東京都立学校職員服務規程」第十五条に
とあります。
自治体にもよりますが、ほとんどの自治体で「30日前までに提出」となっています。
つまり、2月でもギリギリ大丈夫なのです。
転職活動のタイミングについてはこちらの記事で詳しく書いているのでご参考にどうぞ↓
自分の人生を歩んでいこう
「そうはいっても、急に退職するのは気が引ける」という方も多いと思います。
しかし、そもそも半年前までに辞意を伝えないと周りに迷惑がかかるというシステムの方が働く環境としておかしいと思うのです。
一般企業では、引継ぎのために2か月前に辞意を伝えるのが一般的と言われています。
一般企業は、どの時期であれ、きちんと業務の引き継ぎさえできれば問題はないのです。
教員だって、同じ人間です。
人生は一度きり!迷惑がかかっちゃうからと自分の人生を前進させることを躊躇するのはもったいないです。
仮に年度途中で辞めたとしても、公務員である教員は、臨任制度や非常勤制度もあるので一般企業より圧倒的に欠員補充がしやすいという特徴もあります。
大丈夫です!過度に周りへの影響を気にしすぎることはないのです。
それでも、もし気になって気になって思い切れない・・・というあなたにオススメなのが
異動の希望を出しておく
ことです。
学校現場は1月~2月頃になると次年度の人員配置について考え始めると思います。
職員室でもこのような話題が盛り上がり始めます。
異動の希望を出し、周りにそのことを伝えておけば、いざ2月末に退職届けを出したとしても、今まで一緒に働いてきた同僚への迷惑は避けることができます。
もし、「もう限界!」「今すぐ辞めたい!」
けど、なかなか自分で辞めるって言えない・・・。というあなたには退職代行サービスがオススメです。退職の意思を伝えるのも、手続きも全て業者が代行してくれます。
詳しくはこちらの記事をどうぞ↓
まとめ
以上、退職届(辞表)の書き方と辞意を伝えるタイミングについて解説してきましたがいかがだったでしょうか。
まとめると
- 退職届(辞表)はすごい簡単に書ける。
- 辞意を伝えるベストなタイミングは10月〜11月。
- 辞意を伝えるタイミングはギリギリの2月でもO K。
ということでした。
何度も言うように、人生は一度きりです。
死ぬ前に「いい人生だった!」と言えるように思い切って行動していきましょう。
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