こんにちは、公立小学校から私立小学校への転職、リクルート複数社内定を経験した後、IT企業へ転職したまっちです。
初めての転職活動!このような疑問や悩みが出てきますよね。
僕自身も初めての時は、同じよう悩みました。
しかし、この記事を読んでいるあなたはもう大丈夫です!
試行錯誤しながらも3度の転職活動を経験した僕が「教員からの転職時期」について撤退解説していきます!
- 一般企業と教員の転職時期の違いがわかる
- 教員からの転職準備が具体的にわかる
- 転職に向けて一歩踏み出す勇気がもてる
それではまいりましょう!
一般企業と教員の転職時期の違い
「転職」と一言でいっても、教員からの転職は一般企業からの転職と少し違います。なぜなら、教員という職業は一般企業と比べると特殊だからです。
まずは、その違いを理解しておくことが教員からの転職を成功させる鍵になります。
一般企業からの転職時期の特徴
まずは一般企業の転職活動開始時期からみていきましょう。
一般企業からの転職時期の特徴は以下のとおりです↓
このように、一般企業からの転職は1年を通して様々なタイミングがあります。
自分が転職したい時期に合わせて2~6か月前から準備を始め、内定をもらい、業務の引継ぎを経て新しい仕事を始めるというのが一般的な流れです。
1年を通して慎重に求人を見極めることができるというのは、ミスマッチを防ぐことにつながるので一般企業からの転職は成功につながりやすいと言えます。
教員の転職時期
次は、教員の転職時期についてです。
説明してきたように、一般企業からの転職では、概ね1年を通してチャンスがありました。
しかし、教員の転職時期は限られてしまうというのが現実です。
理由は、ご想像の通り学校の働き方にあります。
このように学校の先生は、一年に一度しか区切りがなく、退職時期が3月に限られてしまうのです。
また、教育公務員を退職する場合には、地方公務員法やそれぞれの自治体の服務規程に従う必要があります。
東京都の公立学校を例に挙げると、「東京都立学校職員服務規程」第十五条に
とあります。
ちなみに一般企業からの退職では、民法627条により2週間前に退職を申し出れば会社を辞めることができます。
ここまでをまとめると
教員のあなたが転職するなら
ということです。
しかし、「激務に追われ、ストレス過多で倒れそう!」「一刻も早く環境を変えたい!」という方は服務規定を満たすことができれば、必ず年度末まで我慢する必要はないとも言えます。
転職活動の開始時期は3ヶ月前からって本当?
「転職は3ヶ月前から」という記事をよく見かけますが実際はどうなのでしょうか。
先ほど説明してきたように、教員が円満に転職できる時期は年度の変わり目(3月から4月)です。そう考えると、12月くらいから求人に応募し、面接を受け、内定をもらっていく必要があるということになりますね。
はたしてこの12月始動説は適切か?
オススメしない理由は、12月という時期にあります。
この12月という時期は、一年の中で最も多く求人が出て、採用活動が活発になる時期だからです。
12月から転職活動をするデメリットとは↓
という2点です。
忙しいのに、求人を見るために多くの時間が必要・・・これは厳しい現実です。
つまり、教員が「転職は3ヶ月前から」という言葉を鵜呑みにして、12月から転職活動を開始するのはリスキーということです。
教員の転職準備ベストタイミング
先生が転職活動を始めるのに12月では遅いのなら、いつから始めればいいのか。
答えは8月です。
そう、先生の最大の強みはなんといっても「夏休み!」
「先生は夏休みも忙しいんです!」という声もありますが、やっぱりなんやかんやまとまった時間を取れるのも事実。
そこを強みに変えて転職活動を考えていけば必ず満足のいく転職に近づくことができるでしょう。
ただ、先ほどGyuさんが言っていたようにこの時期に年度末の転職需要はありません。
しかし、早いうちからやっておくべきことがいくつかあるのです。
詳しく説明していきます。
早いうちからやっておきたい準備とは
転職というと、どうしても「求人に応募→面接→内定」という流れだけをイメージしがちですが、実はもっともっと奥が深いのです。
今から話す2つのことをするかしないかで結果に大きな差が生まれること間違いなしです。
その2つのこととは
です。
それでは詳しく解説していきます。
自己分析
何を隠そう、すべての転職活動の土台となるのがこの自己分析です。
という転職の目的を探すことも重要ですが、それ以上に
という自分の人生の目標地点を決めることが最重要です。
人生の目標地点が見つからないまま転職の目的を探し、今の環境よりよい場所に転職しても待っているのは「なにか満たされない」という現実です。
https://gyublog.com/tenshoku/about-me/
自分の人生の目標地点に到達するための手段として「仕事」があるのであって、仕事のために自分の人生があるのではないですよね。
①転職エージェントに依頼する
転職エージェントは、今まで多くの転職者のサポートをしてきています。
優良なエージェントであればすぐに転職させようとせず、しっかりと人生の目標地点探しからサポートしてくれます。
転職エージェントにサポートをしてもらう最大のメリットは、一人では気づかない価値観に気づくことができる点です。
僕の場合は「それはどうしてですか?」「なぜそう思ったのですか?」と深堀して聞いてもらうことで、自分の心の奥底にある本当の価値観に近づくことができました。
いくつかのエージェントと話をした中で、特に人生の目標地点を探すのにおススメなエージェントは、リクルートエージェントです。
【公式サイト】https://www.r-agent.com/「人生の目標を探すのを手伝ってくれませんか?」と聞くと熱心に質問を繰り返してくれました。
②自分の思考をひたすら書き出す
僕が人生の目標地点を見つけるために必要不可欠だと思うのが「紙に自分の思考をひたすら書き出す方法」です。
この方法はエクスプレッシブ・ライティングという方法で数々の心理学者やカウンセラーの方々がオススメしています。
書くという作業を通して無意識下にある自分の思考が浮かび上がってきます。
③両学長「人生の羅針盤を見つける方法」
リベラルアーツ大学の学長として有名な両学長も人生の目標地点を早く見つけることを推奨しています。
4つの質問を軸に「なぜ?」と自問自答を繰り返し、思考を深めていく方法です。
自分の価値観マップを作成していく過程で視覚的に分かりやすく思考整理ができるのでオススメです。
④八木仁平さんの「やりたいことの見つけ方」
自己理解メソッドを作った八木仁平さんの著書「やりたいことの見つけ方」では、自分の本当にやりたいことを見つけるための方法が体系立てて書かれています。
本書のメソッドに沿って自己理解を進めていくと自分が人生でやりたいことが明確になっていきます。
YouTube大学で有名なオリエンタルラジオの中田敦彦さんも紹介しています。
⑤ココナラで相談する人を探す
得意を売るならココナラ♪でおなじみのココナラは、有料ではありますが、その分忖度無しでアドバイスをくれる人がたくさんいます。
詳しくはこちらの記事で↓
世界観を広げる
もう一つは、「世界観を広げる」ということです。
世界観というとなんだが抽象的ですが、ここでいう世界観とは、世の中にはどのような仕事があるのかを知っておくということです。
教員をやっていると他業種の人に接する機会が多くないので、この社会にどのような仕事があるのか把握するのが難しいです。
なので、そのままの感覚で転職活動をしてしまうと後で、「もっとこんなこともしたかった」「こんな仕事があるなんて知らなかった」と後悔することに・・・。
なので、まずは転職活動に入る前に自分の視野を広げていく必要があるのです。
そこで、僕は改めて転職エージェントに登録することをオススメします。
転職エージェントに登録すると大量の求人を見ることができまず。
その数々の求人を眺めていると自分にはどのようなチャンスがあるのかが徐々に分かってきます。
また、自分が想像していなかった業界の求人を見て、自分の価値観や視野が広がることもあります。
このように、夏休みという強みを使ってしっかりと「自己分析」や「世界観を広げる」ことをしておくと、いざ年度初めの応募が始まる12月頃にはライバルに差をつけることができていることでしょう。
まとめ
以上、教員の転職のタイミングとやっておきたい準備について解説してきましたがいかがだったでしょうか?
まとめると
- 教員の転職はやっぱり年度末が最適。
- 教員の強みである「夏休み」を使ってライバルに差をつけることが転職成功の鍵。
- 夏休み中にやるべきことは「自己分析」と「世界観を広げる」こと。
でした。
しっかり準備をして新しい豊かな人生を歩んでいきましょう!
転職準備に関する情報はこちらの記事にも詳しくまとめてあります↓
しっかり準備をして、絶対に転職を成功させましょう!
きっとその一歩があなたの人生を豊かにします。