どうもガクせんです。
という悩みをおもちの方向けに「折れても立ち直る力(心)の育て方」について解説していきます。
折れても立ち直る力のことをレジリエンスといいます。
レジリエンスは非認知的能力の一つとして注目されています。
これからの時代を生きていく上でレジリエンスは欠かせないスキルと言えるでしょう。
ボク自身、たぶん遺伝子レベルでメンタルが弱く、生まれつき?凹みやすいです。
なので、落ち込んでしまうこと自体は避けられないことなので仕方ないとあきらめています。(笑)
しかし、たとえ心が折れてしまったとしても、これから解説する方法を活用するようになってからは、かなり早く立ち直れるようになりました!
大人ももちろんですが、これからを生きていく子どもたちにこそ身につけさせてあげたいメソッドです。
そのメソッドの名は
シチュエーション・セレクション
4つのI(アイ)
です。
- シチュエーション・セレクションと4つのIとは何かが分る。
- 子どもの立ち直る力を育てられるようになる。
- 自分も立ち直りが早くなる。
ではまいりましょう!
目次
「シチュエーション・セレクション」とは?
シチュエーション・セレクションとは、心が折れてしまうような状況におちいった際に、その原因(嫌なこと)以上に幸福なことを考えることで、折れてしまった心を立て直すというものです。
例えば
嫌なことがあったら、お気に入りの美味しいレストランの予約を入れる。
嫌なことがあったら、週末のお出かけの予定を立てる。
などのように心が折れたら、もっと楽しい計画を立ててしまうということです。
どうしても、嫌なことがあると、そのことを繰り返し考えてしまい、ドツボにはまってしまいます。(反芻思考やモンキーマインドと言います。)
なので、考えないようにするのではなく、違うこと(楽しいこと)を考えればいいのです。
そうすると、脳内にドーパミンが分泌され、ハッピーな気分になっていきます。
これは子どもにも応用できます。
もし、子どもが落ち込んでいたり、不貞腐れていたりした時は、さりげなくその子が好きな話題をふればいいのです。
ご機嫌を伺うような言い方ではなく、できるだけさりげなくがコツです。
つまり、子どもの思考を楽しい方へと誘導していくのです。
「4つのI(アイ)」とは?
このテクニックは先ほど紹介したシチュエーション・セレクションの応用です。
4つのI(アイ)とは
I am・・・自分の強みや特徴
I like・・・自分の好きなもの
I have・・・自分が持っている物
I can・・・自分ができること
この4つのIを自分がしっかりと認識している人はレジリエンス(立ち直る力)が高いのです。
なので、まずは紙にこの4つのIを書き出し、壁に貼っておくなどいつでも見えるようにしておくことをオススメします。
ちなみにボクは
I am・・・楽観的・怒らない・いい意味で適当
I like・・・焼肉・寿司・洋服
I have・・・気の合う友人・本・好奇心
I can・・・早寝早起き・スポーツ
こんな感じ。
子どもは自分だけで考えるのは難しい場合があるので、大人が一緒に考えてあげましょう。
「あなたは強みは○○だよ」などアドバイスしてあげることで、子どもの自己拡大にもつながり、とてもいいコミュニケーションの時間にもなります。
クラスで実施する場合は、グループの友達とアドバイスしあいながら取り組むのもいいですね。
落ち込んだ時は、この4つのIを思い出すことで、生きる力が湧いてきます!
まとめ
ボク自身、この二つのメソッドを活用するだけで、かなり立ち直りがは早くなった実感があります。
子どものうちから身につけておくことで、レジリエンスを高め、力強く生きていくことができるでしょう。
個人的にはテストでいい点数をとるより、ずっとずっと大切な力だと思います。
ぜひお試しあれ!