子育て

子育てに悩んでる保護者必見!子どものやる気を引き出す7つの作戦!

どうもガクせんです。

 

子育ての悩みの代表とも言える「子どものやる気」

お母さん
お母さん
うちの子いつもやる気がなくて。
お父さん
お父さん
どうしたら子どもはやる気を出してくれるのだろうか。

まさに、そんな「子どものやる気」に悩みをもっているみなさん!

 

子どもがやる気を出してくれたらこの上なく嬉しいと思いませんか。

 

そこで、今回は「子どものやる気を引き出す7つの作戦」について解説していきたいと思います。

 

その作戦とは

  1. やる気アップアイテム作戦
  2. やること分割作戦
  3. 好き嫌い好きサンドウィッチ作戦
  4. ご褒美作戦
  5. 一緒に作戦
  6. 関連付け作戦
  7. 運動作戦
Gyuさん
Gyuさん
美味しそうな作戦もあるな。

ガクせん
ガクせん
習い事なども含め、いろいろなところで活かせる作戦ですが、今回は家庭学習を例に解説していきますね。

 

この記事を読むことで
  • 子どものやる気を引き出すことができるようになる

 

ではまりましょう!

 

目次

やる気アップアイテム作戦

誰しも、見たり、聞いたりするだけでテンションの上がったり、やる気が出たりするものってありますよね。

ガクせん
ガクせん
ボクは、本や服が好きなので、ネットで見ているだけでもテンションが上がります。

そんなやる気をアップしてくれるアイテムを習い事や勉強などに活用していくという考え方が「やる気アップアイテム作戦」です。

物編

勉強で言えば、なんと言ってもペンやノートなどの学習用具が欠かせません。

 

そこで、勉強に取り組ませる前に一緒に文房具屋さんへGO!

 

本人が気に入る学習用具を買ってあげましょう。

Gyuさん
Gyuさん
お財布と相談してな。

 

そうすると、子どもはとにかく気に入った学習用用具を使うことが楽しみになります。

 

それだけでも、勉強に取り組む際の心理的な負担が軽くなるのです。

 

もし、自分から勉強に取りかかる姿が見られたら、すかさず「すごいね!」「勉強熱心だね!」などポジティブな言葉をかけてあげましょう。

このことで、子ども自身のセルフイメージを書き換えることができます。

ポジティブな言葉かけには、脳の報酬系を刺激する力があります。報酬系を刺激されると脳内にドーパミンが分泌され、同じ行動を繰り返したいという欲求が生まれます。

好きなものでテンションあげる → 勉強に着手 → ポジティブな言葉かけ → セルフイメージ向上

 

音楽編

音楽は気分を高めてくれるのに最適と言えます。

 

また、即効性や再現性も高く使いやすいです。

 

曲で気分を高め、その勢いで勉強に着手するという流れです。

 

例えば、「勉強始める前にはこの音楽を聞く」など定番の気分を高めてくれる曲を決めておくのもありですね。

勉強中は聞かないようにしましょう。

勉強中に何かを聞きたい時は、水の音や鳥の鳴き声などの自然音がオススメ

音楽でやる気エンジンをかける → 勉強に着手

 

場所編

場所に関していうと、どちらかと言えばやる気アップというより、「やる気ダウンを防ぐ」という考えが大切です。

 

例えば、周りにスマホやゲーム、好きなおもちゃがあったらどうでしょうか。

Gyuさん
Gyuさん
絶対に勉強する気にはならんな

 

なので、誘惑するもの(いらないもの)を一切排除した空間をつくることがポイントになります。

 

また、20秒ルールという心理的作用も考えて場づくりすることも大切です。

20秒ルールとは、ポジティブ心理学者のショーン・エイカー氏が提唱している理論

物事に取り組む際にかかる心理的負担について20秒を境に軽い、重いが分かれるという考え。

20秒以内に取り組める・・・心理的負担が軽い(行動にうつしやすい)

20秒以上かかる・・・心理的負担が重い(行動にうつしにくい)

つまり、習慣化したい物事に対しては、思い立ってから20秒以内に取り組める環境にしておくと成功しやすいということです。

 

逆に、お菓子を食べ過ぎるなどの悪い習慣を断ち切りたいときは、思い立ってから20秒以上かかる環境にすればいいということです。

ガクせん
ガクせん
お菓子の入っている箱を戸棚の奥底に入れてしまうなどですね。
Gyuさん
Gyuさん
ついでに箱に鍵でもかけときゃ完璧や

 

では、習慣化させたい勉強に関して考えてみましょう。

 

さあ、「勉強をはじめよう!」と思ってから20秒以内に取り組めるようにしておくためにはどのような場にしておくと良いでしょうか。

 

教材の場所、筆記用具の場所はどこにすればいいでしょうか。

Gyuさん
Gyuさん
椅子に座ったら、すぐ取りかかれる環境が理想やね。

 

誘惑を排除し、すぐに勉強に着手できる勉強モードの場所をつくる。

 

やること分割作戦

「難問は分割せよ」フランス出身の哲学者デカルトの残した言葉です。

 

つまり、デカルトは「難しい問題や、たくさんある仕事は分割してから取り組むといいよ」と言ったのですね。

 

これは、勉強や習い事など何にでも役立つ考え方だと思います。

 

例えば、「夏休みの宿題」を例に考えてみましょう。

 

夏休み前に渡される大量のプリント

 

見ただけで、嫌気がさし、後回し後回しとしてしまう子が多いのでは無いでしょうか。

ガクせん
ガクせん
ボクもそうでした・・・。

 

しかし、分割して考えるとどうでしょう。

 

「なんだ1日1ページでいいのか」

 

そう思えただけで、取りかかる心理的負担がだいぶ軽くなりますよね。

 

このように、やることを分割し、心理的な負担を軽くすることで、やる気を起こすという作戦が、この「やること分割作戦」です。

 

家での勉強もそうです。

 

例えば、その子にとってプリント一枚を仕上がることに心理的負担が大きいのであれば、「とりあえず名前だけ書いてみよう」などやることを提示してあげると取り組みやすくなります。

 

また、一度取り組んでしまうと、脳の側坐核が刺激され、やる気が出てくるのです。

なので、最初は名前だけでも、と思って着手したのに、気づいたらそのまま最後までやってたなんてこともよくおこるわけです。

やることを分割して心理的負担を減らす → 「取りかかる」という最初の壁を超える → やる気エンジンがかかる

 

好き嫌い好きサンドウィッチ作戦

「やること分割作戦」同様、最初のハードルを下げてくれるのが、この「好き嫌い好きサンドウィッチ作戦」です。

 

例えば、漢字の勉強は好きだけど、計算問題は苦手という子がいたとしましょう。

では

勉強に着手する際に心理的負担が少ないのは「漢字」「計算」どちらでしょうか。 

答えは、「漢字」ですよね。

 

そう、勉強は少しでも「好き」と思えるものから着手した方が、取りかかりやすくなります。

 

取りかかってしまえば先ほど説明したように、脳の側坐核が刺激されエンジンがかかってきます。

 

そして、エンジンがかかってきたところで、苦手な「計算問題」に取りかかれば苦手意識があってもすんなり取り組めてしまうということに。

 

ポイントは、最後も好きなもので終わるということです。

 

ピークエンドの法則と言いますが、人間は最後の記憶が印象として残ります。

 

最後に少しでも好きな勉強で終えられると「勉強ちょっと楽しかったかも」という印象を残すことができます。

 

そうすると、次に取りかかるさいの心理的負担を減らすことにつながります。

好きなものからスタート → やる気エンジンがかかってきたところで嫌いなものに着手 → 好きなもので閉める

 

ご褒美作戦

その名の通り、ご褒美を活用するという作戦です。

Gyuさん
Gyuさん
もので釣るってのはあんま良くない気がするんやけど・・・。

Gyuさんが気にしているように、ご褒美は外的動機になりますので、本来ならばあまり使わない方がいいものです。

外的動機づけ・・・賞罰などの外的な要因による動機づけ

内的動機づけ・・・興味や好奇心など内的な要因による動機づけ

先生なら知らないと損?内発的動機づけとは?内発的動機づけで子どもは育つ!どうもガクせんです。 あなたも、一度や二度はこのような悩みを感じたことがあるのではないでしょうか?...

 

しかし、内的動機づけが大切!と言って本人任せにしていても、自分で学ぶ楽しさを見つけられる子は少ないと言えるでしょう。

特に幼い子は、「快楽原則」が強いため、勉強よりもゲームなどのすぐに得られる快楽の方を優先しがちです。

快楽原則とは・・・楽しいことを追い求め、面倒なことを回避したいという欲求

 

そこで、使うのが「エンハンシング効果」です。

エンハンシング効果とは・・・外的な報酬を活用して、結果的に内発的動機づけを高めるという効果

最初はご褒美に惹かれて勉強に取り組みますが、そのうちに自分の成長を感じたり、学こと自体の楽しさに気づくことも少なくありません。

このように外的動機から内的動機にシフトさせることを狙ってご褒美を活用していきましょう。

Gyuさん
Gyuさん
内的動機にシフトさせるやり方も教えてや。

 

外的動機から内的動機にシフトさせるポイントは

  • 「頑張ってるね」「すごいね」など努力を価値づける
  • 「前よりできるようになったね」など成長を感じさせる
  • 「感心しちゃうな」など親の感想を伝える

このような声かけを続けることで、気づいた時には、外的動機がいらない状態になるように心がけていきましょう。

ご褒美を設定する → 勉強したら価値づける → 内的動機で勉強するようになる

 

一緒に作戦

まさに「親も一緒にやろう」という作戦です。

 

子どもは(特に幼い子)は1人で取り組むということが苦手です。

ですので、一緒に取り組んであげることが重要になります。

 

お母さん、お父さんと一緒に何かすること自体に喜びを感じる子も多く、一緒に取り組んであげることは子どものやる気アップにつながります。

あれこれと口を挟むのNGです。

質問されたら答えるくらいの気持ちで一緒に取り組みましょう。

 

もし、親と一緒にやるのはちょっと・・・と思う年齢の子なら、親は近くで違う勉強や読書をすることをオススメします。

または、友達とやるのもありですね。

 

人間、1人で頑張るのはとてもハードなことです。

誰かが一緒に頑張っているという感覚があるだけで、やる気アップにつながります。

親が一緒に取り組んだり、一緒に頑張る姿を見せたりすることで、子どものやる気をあげよう。

 

関連付け作戦

あなたの子どもの「好きなもの」は何ですか?

この「好きなもの」と勉強を関連させていくのが「関連付け作戦」

 

例えば、ポケモンが大好き!というのであれば、全てポケモンと関連させて勉強しちゃいましょう。

ポケモンのキャラクターで数の勉強

ポケモンに出てくるセリフで漢字の勉強

など、関連させると子どものやる気がアップします。

「うんこドリル」はまさに子どもの好きなものとの関連付けが成功した良い例です。

また、漫画が好きなら、漫画で学ぶシリーズはたくさんあります。

有名キャラクターを採用している教材なども多数あるので、子どもと一緒に選ぶのもありですね。

勉強=辛いもの❌

  ↓

勉強=楽しいもの⭕️

にしていくイメージでいろいろ試してみましょう。

子どもの好きなものと関連付けてやる気をアップさせよう。

 

運動作戦

近年の研究の進歩により、運動の効果がいろいろとわかってきています。

筋力増強やダイエット効果などの身体面はもちろんのこと、認知症の予防やストレス解消などの精神面での効果も注目されています。

 

そんな数ある運動効果の中で、今回、活用できるのは、気分と集中力の向上効果と記憶力の増強効果です。

 

勉強に取りかかる前に少し運動してから取りかかることで、やる気をあげることができます。

 

さらに、集中力もますので学習効率もアップです!

 

さらにさらに、記憶力も良くなるので学力向上も間違いなし!

 

「勉強する気がおきない」という時はぜひ運動を取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

Gyuさん
Gyuさん
運動しすぎて勉強できへん!とならないように注意やで。

運動してやる気、集中力、記憶力アップ → 学習効率アップ

 

まとめ

「子どものやる気を引き出す7つの作戦」について解説してきましたがいかがだったでしょうか。

 

まとめると

まとめ
  1. アイテムを使ってやる気を引き出そう
  2. やること分割してやる気を引き出そう
  3. 好きなものから初めてやる気を引き出そう
  4. ご褒美を使ってやる気を引き出そう
  5. 親も一緒に取り組んでやる気を引き出そう
  6. 好きなものと関連付けてやる気を引き出そう
  7. 運動をしてやる気を引き出そう

ということでした。

 

子どもの実態を見極めながいろいろな作戦を試してみてください。

 

親も子どもも気持ちよく取り組んでいけることを願っています。

 

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  1. 子どもとの関係づくりに悩んでいる
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以上、ガクせんでした!

Gyuさん
Gyuさん
またねー