こんにちは、公立小学校から私立小学校への転職、リクルート複数社内定を経験したまっちです。
先生
先生という仕事は忙し過ぎて自己研鑽する時間がとれない。もっと自分を高めていきたいのに・・・。
先生
職場にはなかなか価値観の合う仲間がいなくて・・・もっと成長し合える環境に身をおきたい。
あなたもそんな悩みをおもちではないですか?
人生100年時代と言われる現代において、自己成長ができない環境、高め合う仲間がいない環境に身を置くことはとてもリスキーです。
まっち
とは言っても、教員である以上なかなかそのジレンマから抜け出すことはできないですよね。
そこで今回は、実際に先生という仕事を辞め、自己成長のために転職を成功させた方をお呼びしています。
Masato
はじめまして、Masatoです。よろしくお願いいたします。
公立中学校で英語教員、そしてバスケ部の顧問をしていたMasatoさん。
- Masatoさんはなぜ自己成長を追い求めたのか?
- どうやって転職を成功させたのか?
- 今は何をやっているのか?
いろいろ聞いてみたいですね。
それではまいりましょう!
この記事を読むと
- なぜ教員だと自己成長できないのかがわかる
- Masatoさんの転職方法がわかる
- 自分らしく自己成長していく生き方がわかる
先生を辞めようと思った経緯
冒頭でも「自己成長のため」というキーワードが出てきましたが、果たしてなぜ教員を辞めるという思いにいたったのでしょうか。
まずはそこから聞いていきましょう。
まっち
なぜ実際に先生を辞めて「転職しよう」と思ったんですか?
Masato
理由は3つあります。一つは「自分の勉強ができないから」です。生徒に英語を教えておきながら自分自身が学ぶ時間や気力を確保できず、理想の教師像とはかけ離れていっていました。
まっち
すっごいわかります!毎日の仕事をこなすことで精一杯ですよね。
Gyuさん
「学び」の喜びを伝える先生が学べていないのはめちゃくちゃ問題やな。料理の練習をしないコックが料理を提供しているようなもんやで。んで2つ目はなんや?
Masato
2つ目は「人生のビッグゴールに向かわないから」です。
Masato
僕は「好きな人と好きな場所で生きる」という人生のゴールをもっています。それに対して、進んでいる実感が全く感じられなかったのです。
まっち
わかります!誰と働くかは管理職や教育委員会が決めてしまいますからね。価値観の合わない人同士で働くのはみんな不幸になるだけですよね。
Masato
はい。たとえ気の合う仲間と学年を組めても、ずっと一緒に働けるわけではありません。一年毎に担当学年が変わったり、異動があったりします。このままずっと先生を続けていても自分の人生のゴールは達成できないなと感じるようになりました。
Masato
最後は職員室にネガティブなセルフトークが蔓延していたからです。職員室に行くと「疲れた」「帰りたい」と話す先生がたくさんいて、「自分がなりたい大人」とはかけ離れている現状がそこにはありました。
Gyuさん
みんなしんどそうやね。先生たちが幸せに働ける環境をつくっていかないい教育はできへんで・・・。
Masato
まだネガティブなセルフトークだけならいいのですが、その場にいない教師の悪口を他の教師が言っているのを聞いた時、私はここにいるべきじゃないと強く思いました。
Gyuさん
それは嫌やな。環境ってもろに自分に影響するからな。
転職活動
そんな労働環境や職場環境に見切りをつけ「転職しよう」と決意したMasatoさん。
実際に、どのようなステップで転職を実現させたのでしょうか。
そこのところも聞いていきましょう。
転職方法・使った転職サービス
Masato
いくつかの転職エージェントに登録して、自分がチャレンジしたい領域の求人を探しました。
Masato
マイナビ、リクナビ、wantedly、ハローワークに登録しました。しかし、行きたい会社が見つかった後は、転職エージェントからではなくその会社のホームページに飛んで応募しました。
Masato
ホームページにも志望動機などを書く欄が設けられていたりするので、転職エージェント経由より熱量が伝わるのかと思いました。7社面接を受けて3社で内定をいただきました。IT系が2つと英語コーチングが1つでした。
転職エージェントとうまく付き合う方法はこちら↓
本気で転職したい教員必見!転職エージェントとの上手な付き合い方この記事は、転職エージェントのメリット・デメリットについて解説することを通して「転職エージェントを上手に活用する方法」について理解できる内容になっています。なかなか転職活動がうまく進まない・・・と悩んでいるあなたは必見です!...
転職サービスを使って感じたメリット・デメリット
主に情報収集として転職サービスを使っていたようですが、実際に使ってみてどう感じたのでしょうか。
その辺りも聞いてみましょう。
まっち
転職サービスを使って感じたメリットを教えてください。
Masato
はい。大きなメリットとしては、「世の中にどんな仕事があるのかを知れた」ということが挙げられます。
Masato
教育学部を出て教師になったので、あまり「世の中にどんな職種があるか」を知りませんでした。しかし、転職エージェントに登録して情報収集ができたことで「自分のやりたいことを達成できる職種」に巡り合うことができました。
Masato
また、Wantedlyでの転職活動が自分には合っているなと感じることもできました。
Masato
はい。Wantedlyは、自分の今までやってきたことをブログのように書くことができ、相手からスカウトが来るような仕組みになっています。
Masato
私は、学生時代に起業したり、教師をやりながらボランティアで英会話バーの運営などもやっていたのでそれが強みになりました。いろんな方にみてもらえて良かったです。
Wantedlyはこちら
Masato
デメリットとしては、エージェントが送ってくる職種が自分のビジョンにあっていなかったというところですかね。相手もマッチングさせるのが仕事だからしょうがないのかも知れませんが・・・。
転職活動で大変だったところ
3社から内定をもらえたMasatoさん。
聞いている感じでは順調な転職活動のように思えますが、きっと大変だったところもあるはず。
そこのところも聞いてみましょう。
Masato
今まで教員採用試験の対策しかしてこなかったので、そもそも「就職活動ってどうやるんだっけ」という基本的なところから苦労しました。
Gyuさん
そう言われてみれば、教員になる過程って特殊やもんね。
Masato
はい。履歴書・職歴証明書の書き方など、1から調べました。業界分析の仕方などもいろいろ本を読んで勉強しました。書類をPDFに変換しないとMacとWindowsでは文字がずれることすら知らずに、PDFに変換せずに書類を提出したりもしてしまいました。
Masato
今回の転職活動を通して「自分は世間知らずだった」と思い知らされました。
まっち
そういった意味でも転職活動はいい勉強になりますよね。
転職の仕方に不安がある方はこちらをどうぞ↓
教員からの転職の流れ7ステップ!初任者でも分かるように徹底解説!この記事では、教員から転職するための具体的なステップ(手順)を徹底解説しています。この記事を読めば誰でも転職のやり方が分かり、迷わず行動できるようになります。転職を成功させて豊かな毎日を送りたいあなたに必読な内容になっています。...
その他に転職のためにしたこと
Masato
メモの魔力の巻末にある1000問自己分析をやりました。大学生の時からやっていたので、特に転職活動のためにというわけではないですが、役に立ちました!!超おすすめです。
リンク
転職後の今の仕事について
大変なこともありながらも無事に転職を成功させたMasatoさん。
転職後の仕事はどのようなものなのでしょうか。
そんな気になる現在のことも聞いていきましょう。
今の職業、仕事内容
Masato
Edtechベンチャーで英語コーチング、英語学習アプリのQA、SNSマーケティングなどをしています。
Gyuさん
へぇ!いろいろなことをしとるんやね!もっと詳しく教えてや。
Masato
英語コーチングでは、クライアント様それぞれの目標に応じた学習カリキュラムを作成し、目標達成までサポートしています。
Masato
アプリのQAでは、英語学習アプリ内の問題のクオリティ管理。誤字脱字が無いか、日本人の学習者にとって本当に意味のある問題なのか、搭載すべき機能などを考えています。
Masato
SNSマーケティングでは、twitterでアプリの認知拡大のため、企画や投稿を考えています。
まっち
英語の先生という経験も生かしながらどんどん新しいことにもチャレンジしているのですね。
Masatoさんの一日の仕事の流れをまとめるとこんな感じ↓
10時:出勤
11時:QA作業
13時:ランチ
14時:英語カウンセリング
15時:SNS投稿予約
16時:会議
17時:英語コーチング
18時:QA作業
19時:退勤
収入の変化
Masato
本職の収入は教師の時より少し上がって約400万円です。複業をしており、そちらの年収が180万円ぐらいになる予定なので、合わせると600万円弱くらいだと思います。
Masato
はい。教師の時と比べると200万円以上あがりました。
転職して感じたメリット
Masato
やりたいこと全てに挑戦できるようになりました。自己研鑽、発信、勉強、副業、トレーニング、旅、起業などいろいろと楽しんでいます。
Masato
公務員の時はずっと自分の心にフタをされているような気持ちでした。「時間的な拘束」「挑戦したいことができないことへのストレス」などから解放された感じがしています。
転職して感じたデメリット
Masato
やっぱり不安定なところです。転職先はベンチャーだったのですが転職後4ヶ月でサービス撤退を経験しました。「収入の柱が急になくなるかもしれない」ということを学びました。この経験から、自分で複数の収入源をつくろうと思うきっかけになったので今思い返せばすごくいい経験をさせていただいたと思っています。
Masato
あとは、「自分の仕事内容を説明するのが面倒」ということです。教師の時は「教師です」の一言で伝わりましたが、今はベンチャーでいろんなことをやっているので簡単に説明ができないのです。そこがかなり面倒で、最近はIT系とだけ伝えています笑
副業
先ほど、「複数の収入源をつくろう」という話が出てきたようにMasatoさんは副業にもチャレンジしているようです。
そのことについても教えてくれました。
Masatoさんの副業↓
- 英語コーチングの提供
クライアント様の目標・目的に合わせて学習カリキュラムの作成、モチベーションサポート、課題発見をおこなっております。「英語学習を通して人生を変える人を増やす」というビジョンのもと、コーチングを提供させていただいております。
(価格1ヶ月2万円〜4万円) - ライフコーチングの提供
クライアント様の現状とゴールのギャップを洗い出し、行動したくてたまらなくなるセッションを提供しています。海外のコーチングスクールで学んだことをもとにセッションさせていただいております。その人の望む「在り方」に焦点を置き、そのために何ををすればいいかを一緒に考えます。
(1セッション5000円) - 家庭教師
英語学習に苦しむ生徒さんを担当しております。「英語学習を通して人生を変える人を増やす」というビジョンのもと活動しております。
(1セッション5000円) - 英語学習コミュニティ運営
英語を学びたいけど、やり方がわからない。明確な目標はあるけど持続しない、という方に向けてコミュニティをつくりました。熱い英語学習者が集まっており、毎日学習進捗などを投稿し合っています。定期的に勉強会や、英会話交流会、プレゼン大会もやっています。
(月額980円)
まっち
コミュニティをつくって価値観の合う仲間との繋がりを築いているところもさすがです!
最後に転職を考えている教員の方にメッセージ
まっち
最後に転職を考えている教員の方にメッセージをお願いします。
Masato
転職したら絶対にハッピーかというと必ずしもそうでもないと思います。なので、転職したその時に自分が「どうありたいのか」を深く考えてみてください。そこの軸さえぶらさなければ絶対にいい転職になると思います。「今まさになりたい自分に向かっている!!」と信じて、転職活動を楽しんでください!!
Gyuさん
「なりたい自分」に向かって行動を続けるMasatoさんからたくさんのことが学べたな。
まっち
諦めずに行動し続ければきっと道は開けますね!Masatoさんありがとうございました。
MasatoさんのTwitterはこちら
まとめ
以上、Masatoさんの転職体験談はいかがだったでしょうか?
まとめると
まとめ
- 「自分を高めること」「やりたいことをやること」を叶えるためには、まず教員からの転職を考えてみると良い。
- 転職エージェントは情報収集の手段としてのみ活用するのもあり。
- 価値観の仲間と出会う機会をつくるのは大切。
- しがらみから解放されるとバイタリティーが生まれる。
- 「自分がどうありたいか」を常に考え続けることが大切。
ということでした。
人生まだまだこれからです!
「自分がどうありたいか」をじっくりと考えて行動していきましょう。
まっち
今のあなたの行動が未来を変えます!以上、まっちでした。