こんにちは、公立小学校から私立小学校への転職、リクルート複数社内定を経験したまっちです。
先生
学校って時代に取り残されてない?本当にこのまま働いていて大丈夫かしら・・・。
先生
変化の激しい今の時代にずっと教員でいるのはリスクだと思う・・・。人間関係も古くて複雑だし・・・。
あなたもそう感じてはいませんか?
「鎖国状態」「世界から3周半遅れ」と揶揄される日本の教育。
デジタルフォーメーションが激的に加速している現代において、学校現場はこのままでいいのでしょうか?
まっち
かといって、一人の教員に今の現状を変える力はないですし、変化を待っていては日が暮れてしまいますしで困りますよね・・・。
そこで今回は、そんな古い学校の体制に危機感を覚え、実際に学校現場を飛び出した方をお呼びしています。
まつむし
はじめまして、まつむしです。よろしくお願いいたします。
公立の小学校に勤務していたまつむしさん。
具体的にどんなところに危機感を覚えたのでしょうか?
学校を飛び出す際、どのような行動をしたのでしょうか?
学校現場から飛び出してみてどんな変化があったのでしょうか?
気になりますね。
それでは参りましょう!
この記事を読むと
- 学校現場にい続けることはリスクだとわかる
- 古い働き方、古い組織形態を飛び出すメリットがわかる
- これからの自分の人生を考えるきっかけになる
先生を辞めようと思った経緯
学校現場に危機感を覚えたというまつむしさん。
具体的にどんなところにリスクを感じ、先生を辞めようと決意したのでしょうか。
その辺りから聞いていきましょう。
まっち
「先生を辞めよう」と決意するに至った理由について教えてください。
まつむし
はい。そもそも、教育現場に「ITを活用しよう」という雰囲気がまるでなかったことですね。むしろアナログな働き方の方が良いといった具合です。
まっち
それすっっっごいわかります!未だにFAX当たり前ですからね・・・。
Gyuさん
ドヒャー!FAXって若い子知らないんとちゃう?メールか写メでえーやん!
まつむし
本当にそうです。今の時代は面談もZoomなどで手軽にできると思いますし、電話を使わなくても文字ツールでストレスなくやりとりができます。そういった業務効率化を図ろうという空気がなかったので今後もっとハードになると思い辞めようと思いました。
Gyuさん
先のことをちゃんと考えとったんやね。すごいわまつむしさん。
まっち
「アナログな働き方」以外にも転職を決めた理由はありますか?
まつむし
いくつかありますね。それぞれが積み重なって転職を決断するに至ったのだと思います。
まつむし
まず一つは、多忙化の流れもあってか、ピリピリした教員が多かったことです。そういった気分の上司の元で働くのはかなりストレスだったりしました。もう一つは、子どもや保護者などもいろいろな人がいて、毎日そういった多くの人と接するのに疲れてしまったことです。
Gyuさん
教員は多くの人と関わるから人間関係のストレスすごそうやな。
まつむし
最後に、先が見えすぎることも転職の理由になりました。公務員という仕事の性質上、どれくらいの年齢でどれくらいの給与がもらえるかがある程度わかったりしますね。 僕は、それが「つまらない」と感じてしまいました。
まつむし
人によっては安定していて良いのかもしれませんが、僕は不安定でも将来が見えていない方が楽しいなと感じています。
転職活動
アナログな労働環境、複雑な人間関係、先が見えすぎる雇用形態を理由に転職を決意したまつむしさん。
実際にどのように転職したのでしょうか?
その辺も聞いてみましょう。
転職方法
まつむし
僕は、どこかの企業に務めるよりもフリーランスとして生きていきたかったので、今現在フリーランスとして活躍している人たちについて調べました。WEBライターやプログラマーのブログを拝見したりして、そういう人たちがどうやって独立したのかを調べました。
まつむし
はい。また、ある程度の生活費を貯めて固定費を抑えながら生活すればだんだん収入が上がってくることもわかってきました。 教員時代からブログを書いたりして具体的に行動していき、独立して本腰を入れたような形です。
転職活動で大変だったところ
個人の力で生きていくと決めたまつむしさん。
きっと大変だったことも多かったはず。
その辺りも聞いてみましょう。
まっち
転職活動で大変だったところはどんなところでしたか?
まつむし
周囲にフリーランスの人もおらず、「フリーランスって大丈夫なの?」と思われることが多かったです。 最初のうちは収益もほとんどなかったので、とにかくそういった周囲の評価をシャットアウトするのが大変だったりしました。
Gyuさん
なるほどな。近年は「終身雇用が崩壊してきている」と言われとるけど、まだまだフリーランスに対する風当たりは強いんやね。
まっち
ジョブ型雇用が主流のアメリカでは、3人に1人はフリーランスって言われてるけどね。そこら辺も日本は遅いよね。
まつむし
あとは、相談相手が少ないことです。教員時代はわからないことがあっても周りに相談できましたがフリーランスになると自分で解決しなければいけないのでその辺りもかなり大変だったことを覚えています。
Gyuさん
そこら辺は組織に属さないことのデメリットやね。人間関係に振り回されへんのはええけどな。
転職サービスについて
まつむし
はい。転職サービスは使いませんでした。ただ、企業に転職するなら使ってみるのもいいと思います。自分のビジョンに合った会社を簡単に選ぶことができますし、会社ごとにいろいろなものが並べられていて社風などもすぐにわかります。会社の雰囲気は仕事の充実度に大きな影響を与えるので大切かと思います。スカウトなどの制度があるのも、楽に就職できるのでいいですね。
まっち
おっしゃる通りです。僕はすごく助けられました。企業に転職したいのなら活用しないともったいないです。
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まつむし
懸念点としては、情報量が多いので、どの会社を選んだら良いのか分からなくなりそうです。ある程度業界が決まっているのなら、自分で絞る必要がありますね。
まっち
やりたいことや自分の価値観を明確にしておくことは大切ですね。
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転職後の今の仕事について
さぁ実際に教員を辞めた今現在はどのような生活をしているのでしょうか?
仕事内容から収入面の話までいろいろ教えてもらいましょう。
今の職業、仕事内容
まつむし
主な仕事はWebライターです。企業から案件をもらい、記事作成をしています。ブログやSNSで情報発信もしています。
まつむし
記事作成についてはSEO関連のものが多いです。つまり、Googleで検索をしたときに上位表示がされるようにSEO対策を行い記事を納品しています。
SEO対策とは
検索エンジンからサイトに訪れる人を増やすことで、Webサイトの成果を向上させる施策のこと。
まつむし
より良い記事が書けるように、現地に実際に取材にいってその後に記事を書いたりもしています。
まっち
しっかり一次情報を情報を取りに行っているのですね。さすがです!
まつむし
情報発信については、特別支援教育に関する保護者向けのものや教員を辞めたい人に向けの内容を中心に発信しています。
まつむしさんの一日の仕事の流れはこんな感じ↓
8時〜9時:ジムに通う
9時~12時:ブログ執筆
13時~16時:営業活動、スキマ時間でTwitter発信
収入の変化
まつむし
教員時代は年400万円以上もらえていましたが、仕事を辞めた1年目は、年収が140万円程度になっていたと思います。独立して最初の数ヶ月はほとんど収益がなかったので仕方がないかと思いますが。2年目に入ると、かなり収益がアップしました。だんだん仕事の量も増えてきている感じがするので、今後が楽しみです。
Gyuさん
公務員と違って、頑張った分だけ収入に反映されるからモチベーション上がるな。
転職して感じたメリット
まつむし
時間の自由さですね。フリーランスは好きなときに仕事ができて、好きなときに休むことができます。この自由さは何にも変え難いです。
まつむし
教員時代は朝から晩まで働き詰めでしたが、今は朝にジムにいくことができますし昼寝もできています。 規則正しい生活で、幸福度も上がっています。
Gyuさん
やっぱ自分の幸福度という尺度で考えるって大切やね。いくら収入が安定しとっても幸福じゃなかったら元も子もないもんな。
まつむし
そうですね。また、人間関係においてもメリットを感じています。教員は、学年主任や管理職を選ぶことはできません。一緒に働く人は強制的に決まってしまいます。 フリーランスだとクライアントを自由に選ぶことができるので、人間関係のストレスは激減しました。大切な人とだけ深い関係が築けるのはいいですね。
まっち
わかります!「誰と働くか」ってめちゃくちゃ大切ですよね。
転職して感じたデメリット
まっち
逆に転職したことでデメリットを感じることはありますか?
まつむし
やはり、収入の不安定さですね。毎月決まった日に同じだけの給料が入ってくる生活はかなり良かったと感じています。「来月はいくら入るだろうか・・・?」という不安と常に戦わなければいけないので、その辺りはデメリットかと思います。
Gyuさん
教員時代は当たり前だったことが当たり前じゃなくなるわけやな。
まつむし
はい。もう一つは、孤独感です。フリーランスだと、どこかに属しているわけではないのでかなり寂しさを感じますね。一緒に働く仲間や話し相手をつくるのも必要かもしれません。
まっち
人間関係を強制されないのはいい面だけど、その分自分で構築していかなければ孤独になっていくということですね。
まつむし
そうですね。とはいえ、孤独にならないと良いアウトプットもできないので、割と大事なことかとも思っています。
最後に転職を考えている教員の方にメッセージ
まっち
最後に転職を考えている教員の方にメッセージをお願いします。
まつむし
転職を悩んでいるのであれば、早めに行動するのがベストだと思います。 自分に合った働き方をすると、毎日が楽しくて幸福度も上がるはずです。 仕事は1日のうちの大部分を占めるので、自分に合ったものを選んでいくことはとても重要だと思います! ぜひどんどん行動して、良い仕事に就きましょう。
Gyuさん
これからの時代は転職は当たり前やで!まつむしさんの言うようにどんどん行動して行こうな。
まっち
そうやってトライ&エラーを繰り返していく中できっと幸福度高く働ける仕事にたどり着けると思います。まつむしさん今日は本当にありがとうございました。
まつむしさんのブログはこちら↓
まとめ
以上、まつむしさんの体験談はいかがだったでしょうか。
まとめると
まとめ
- アナログ思考が強い学校という組織に居続けることはリスクである。
- 安定も大切だけど、自分の幸福度を考えて働き方を選ぶことが大切。
- フリーランスは、働く時間や人間関係を自分で選べるので幸福度が上がる。
- 現状に悩んでいるのであれば、即行動した方がいい。
ということでした。
人生という時間は有限です。
いつ死んでも「幸せだった!」と言える人生を選んでいきましょう。せっかくこの世に生まれたのですから。
行動すれば即自分が見えている世界が変化していきます。
自分を信じて一歩踏み出しましょう。
まっち
一人では不安という方はいつでもご連絡ください。力になります。以上、まっちでした。