どうもガクせんです。
いつも教育に関係する情報を発信していますが、今回は「夫婦関係」の記事です。
子どもにとって家族は初めての社会です。
この家族という社会が冷たく、悲惨なものだとしたら・・・。
子どもは外の世界に希望をもてなくなってしまいますよね・・・。
そう、子どもは、愛や思いやり、良い人間関係の築き方も家庭の中で学びます。
なので、良い子育てがしたいのであれば、まずは夫婦関係をよくすることに注力することが大切だと言えます。
そこで、今回は自称夫婦関係良好なボクが「夫の視点から考える、良好な夫婦関係を築くテクニック」について解説します!
ポイントは
全ては妻を笑顔にするために
です。
妻(子どもにとってはママ)の笑顔の数は「家庭の円満度」を測るバロメーターになります。
子どもにとってもママが笑顔でいてくれることはこの上ない喜びなのです。
では、具体的に夫は何をすれば妻を笑顔にすることができるのでしょうか?
これから解説することを実際に実行することができれば、必ずや円満な夫婦生活への道を歩むことができるはずです。
- 夫婦関係が良くなり、毎日がハッピーになる
- 子どもの思いやりの心が育って優しい子になる
ではまいりましょう!
目次
会話する
いやいや「会話する」って当たり前でしょ!と感じられたかもしれませんが、日本人の夫婦の会話量はとても少ないということがわかっています。
1日の夫婦の必要会話量は80分以上というのに対し、夫婦の平均会話量は60分程度。
参考:@DIME
もしかしたら男性にとっては「1日80分も必要なの!」と驚かれた方も多いかもしれませんが、女性にとって会話は円満な生活を送っていくうえでこの上なく大切な要素なのです。
「女の子の子育て」「男の子の子育て」の記事でも女性と男性の脳の違いや本能の違いについて解説してきましたが、やはり、夫婦関係でもこの男女の違いをしっかりと理解しておくことが大切になります。
少し、男女の違いを少しおさらいしてみると
ということでした。
この違いを踏まえた上で、夫婦関係を良くするために何より大切なのが、夫婦の会話なのです。
先ほどの男女の違いをよく見てもらうとわかるのですが、女性はコミュニティを円滑に保っていくために言語能力を発達させてきました。
なので、本能的に見て「会話」をすることは、女性にとってとても大切なことなのです。
一方、男性は、「狩りを成功させる」という目的達成のための会話が主だった歴史があるため、そこまで会話量に比重をおいていないのも事実です。
なので、男性は女性の本能を満たすためにも意識的に「会話量を増やす」「共感的に話を聞く」ということが大切になります。
以下にポイントをまとめてみました。
フォローアップクエスチョンとは・・・相手が発した言葉に関連する質問を投げかけること。
(例)
女性「最近、子どもが反抗的でさあ」
男性「そうなんだ。どんな反抗してくるの?」(フォローアップクエスチョン)
いくつもポイントをあげてしまいましたが、簡潔に言えば「相手の話に共感し興味を示す」ということです。
このことを意識しておくだけで、かなり聞き上手になることができ、円満な夫婦関係を築いていけます。
スキンシップをとる
日本人の夫婦は外国の方々に比べ、スキンシップの量が少ないということは有名な話です。
その理由は「オキシトシン」です!
この「オキシトシン」とは別名「愛情ホルモン」とも呼ばれる幸福に生きるために欠かせないホルモンのことです。
この、オキシトシンが脳内に分泌されると相手への信頼感が高まることがわかっています。
実は、動物はこのスキンシップをすることでオキシトシンを分泌させることができるのです。
なので、手をつないだり、ハグをしたりすることは夫婦の信頼関係を構築していく上で欠かせないといえるでしょう。
相手を1人の人間として尊重する
夫婦といえど、お互い1人の人間です。
また、親子とは異なり、血もつながっていなければ、もちろん生まれも育ちも違います。
そこで大切にしたいのが、「相手を1人の人間として尊重する」ということです。
自分には全く理解できないことでも、相手の考えを尊重し、相手の生き方を認めてあげることが夫婦関係を良好にするために欠かせません。
感謝する
夫婦関係で意外と忘れてしまいがちなのが「相手に感謝をする」ということです。
どうしても、一緒にいるとお互いに「家事も育児も仕事もやって当たり前」と感じてしまう傾向があります。
しかし、人間誰しも「自分の頑張りを認めて欲しい」「感謝されたい」という思いをもっているものです。
特に、専業主婦(主夫)の方は、他者から褒められたり、認められたりする機会が少ないのが現状です。
つまり、いつも一緒にいる相方が認めてくれなかったらその気持ちを満たすことはできないのです。
そこで、相方は意識的に褒めポイントを探して、言葉で返してあげることが大切になります。
いつも、スルーしてしまうような「当たり前」を一歩立ち止まってよくよく見つめてみてください。
たくさんの「ありがとう」が見つかります。
探せばいくらでも見つかります。
この感謝の気持ちをしっかりと言葉で伝えることがとても大切になります。
「言わなくても伝わっているだろう」という気持ちはNG です。
言葉でしっかり感謝を伝えられることで、家事や子育ても頑張れるというものです。
休息をプレゼントする
家事、育児は24時間365日無休です。
子どもが小さければその分寝る暇もないという方も多いと思います。
家事、育児をお金に換算すると「年収600万円相当」にもなると言われるほど、家事、育児は大変なことなのです。
そして、家事、育児は短期ではなく長期の取り組み・・・。
そこで大切になるのが「休憩」です。
仕事には、休日が制度としてしっかりと用意されていますが、家事、育児に休日なんてありません。
なので、意識的にこの休日を夫婦内でつくっていく必要があるといえます。
例えば
など、最低でも週に一度は「休める」という時間を設定していきたいものです。
休みがあるからこそ、平日頑張れることにも繋がります。
ケンカは男性が折れる
「夫婦仲良く」とは言っても、先ほども説明したようにあ互いに1人の人間ですのでケンカをしてしまうこともありますよね。
では、ケンカしてしまったらどう解決するのか。
これも知っておくことが大切です。
ポイントは
女性は感情、男性は理性を重要視する
このことを知っておくことが重要です。
つまり、男は「論理的に原因と課題をはっきりとさせたい」「自分の正当性を主張したい」と考えるのに対し、女性は「今この感情をどうにかしたい」「この気持ちをわかってほしい」と考えているのです。
ですので、まずは女性が今抱えている「怒り」や「悲しみ」などの感情に共感を示さなければ、男性が望んでいる論理的な話し合いは難しいと言えます。
もちろん男性もケンカが勃発したときは感情的なレベルにいるので、すぐに共感するのは難しいと思います。
少し落ち着いたら、論理的な話を始める前に、「悲しかったんだよね」など女性の感じている気持ちを言語化しながら共感を示すことからはじめることで、最終的には解決が早くなります。
まとめ
良好な夫婦関係について解説してきましたがいかがだったでしょうか。
冒頭で述べたように、全ては「妻を笑顔にするために何ができるか」という視点が大切です。
この視点があれば、上記で解説してきた以外の方法もたくさん見つかることと思います。
そんな相手を思いやる姿を子どももしっかりと見て学びますし、いいことばかりです。
夫婦関係がうまくいかないなと悩んだときは、是非またこの記事に戻ってきてください。
仲良し夫婦が増え、世の中に幸福があふれることを願っています。