どうもガクせんです。
突然ですが
この抽象的な問いに即答できる先生はきっといいクラスづくりができていることと思います。
しかし
という先生も数多くいますよね。
でも大丈夫!今回の記事を読めば、あなたもしっかりと自分の軸をもつことができ、上記の質問に自信をもって答えることができるようになります。
そして、もちろん大切な学級経営力も上がること間違いなしです。
なぜなら、自分の中の軸が育つと
からです。
そこで、今回は、学級経営をしていく上で、どんな軸をもっておけばいいのかについて解説していきたいと思います。
今回紹介する3つの軸は
です。
この3つの軸をもつことができていれば、学級経営で迷うことはなくなります!
実際に、ボクがどのような軸(信念)をもち、実践(How to)をしてきたかについても紹介していきます。参考になれば嬉しいです。
ではまいりましょう!
目次
「クラスづくりで大切にしていきたいこと」の軸をもつべし
学級経営をしていく上で、先生がビジョンをしっかりともっていることはとても大切になります。
しかし、いきなり、「どんなクラスにしていきたい?」と言われてもなかなか難しいです。
そこで、大切になるのが学校に来て学ぶことの意味について深く考えてみることです。
この学校で学ぶ意味を深堀りしていくことで、自然と「クラスづくりで大切にしていきたいポイント」が明確になってきます。
ちなみにボクの場合は、学校で学ぶということは、「知識を身に付けること」ももちろん大切ですが、それ以上に「他者理解を深めること」「他者と協働する経験すること」が重要と感じています。今の時代、知識は一人でも身につけられますしね。
なので、「他者との関わり合いを」をベースに、子どもたちとクラスをつくっていきたいとと考えました。
この「他者との関わり合い」がボクのクラスづくりをしていく上で大切にしていきたいことの答えです。
そこで、ボクは「他者との関わり合い」を多くできるようにクラスをデザインしてきたので、少し紹介していきます。
具体的には次のような活動を取り入れてきました。↓
- 好きなものマップで交流
- 座席の配置をグループに
- 朝のミーティング
- 会社活動(係活動)の充実
- 学び合い中心の授業デザイン
- お掃除プロ制度の導入
「どんな子に育ってほしいのか」の軸を明確にするべし
「クラスの子どもたちが将来どんな子に育ってほしいと考えていますか?」
この質問に対して、即答できる先生は少ないのではないでしょうか。
ボク自身、この問いに対する明確な答えをもてるようになったのは、教員生活をはじめて何年も経ってからでした・・・。
「どんな子になってほしい?」といきなり考えても難しいので、まず「どんな人になれたら幸せだろうか?」逆に「どんな人になってしまったら不幸せな人生になるだろうか?」と考えてみることをオススメします。
ちなみみボクの中で出た答えは
家族や友達など大切な人たちに囲まれている人って幸せそうだな。
逆に、いくら頭がよくなって地位や名誉、お金を手に入れたとしても、誰からも愛されていなかったら不幸せそうだな。
でした。
そこから、ボクは
「人から愛される人になってほしい」
と考えました。
日本の作家である伊集院静さんは、「人の気持ちがわかる子に育てられれば子育ては成功だ」と言っていました。
このように答えは一つではありませんが、しっかりと自分の中に「どのように育ってほしいか」という軸があると、自分ができる支援や指導にも筋が通ってきます。
ちなみに人から愛される習慣ランキングは
だそうです。
ボクはこの3つの大切さを何度も子どもたちに語りました。
行動の価値を知ることで、子どもの習慣は変わってきます。
そして、ボク自身も実践しながら背中で語れるように努めました。
このような人から好かれる行動のことをハートフルコミュニケーションの菅原裕子さんは「幸せになる習慣」と呼んでいます。
この「幸せになる習慣を身につけてほしいな」と願いながらボクは子どもたちに接してきました。
「先生が叱る時」の軸を明確にするべし
自分の中に「こんな時は叱る」という軸を明確にもっておくことはとても大切です。
意外に、この軸がぶれている先生が多いように感じていました。
この軸がブレていると、子どもも不安になりますし、先生と子どもの信頼関係も築きにくくなります。
ちなみにボクが叱る上で大切にしていた軸は
- 危険なことをした時
- 他の人が嫌がることをした時
のたった二つだけ。
子どもたちにも「この2つのことをした時は先生はちゃんと叱るからね」と伝えておくようにしていました。
「叱る=怒鳴る・脅す・暴力」 ではありませんので注意
どちらかというと「叱る=諭す」だとボクは考えています。
それ以外は、先生はあまり介入しない方が子どもは自立していきます。
各学校には、「○○スタンダード」という名の校則が広まっていますが、基本「危険なこと」「他者に迷惑になること」の2点にあてはならないものは、困った時に、みんなで話し合いながら決められるようにした方がいいのではと個人的には感じています。
「みんなの学校」で有名な大阪市の大空小学校のルール(約束)は、「自分がされて嫌なことは、人にしない、言わない」のたった一つだけだそうです。
シンプルだし、確信をついているし、とてもいいなと感じました。
ぜひ自分の中に「これだ」という軸を見つけてみてください。
自分の指導にも自信がもててくると思いますよ。
まとめ
学級担任として、早いうちにもっておくと良い「3つの軸」について解説してきましたがいかがだったでしょうか。
まとめると
- 「クラスづくりで大切にしていきたいことは何か」
- 「どんな子に育ってもらいたいか」
- 「叱る時の基準は何か」
の3つの軸をしっかりともっているといい!ということでした。
軸がしっかりしている先生は、オーラが違います。
先生として指導に自信がもてます。
子どもからも信頼されます。
さぁあなたの軸は何ですか?
しっかりと時間をかけなが、自分の中に軸をつくっていってください。
きっといい先生になれますよ。
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